ポーランドのXmas♪横浜山手西洋館

横浜にある7つの山手地区の西洋館では毎年12月になるとそれぞれ工夫を凝らしたクリスマス装飾で華やかに彩られます。今年はポーランドのクリスマスがテーマになっている「山手234番館」を訪れました。

外国人向けのアパートとして建てられた山手234番館

明治時代、関東大震災によって横浜から離れていった外国人に戻ってもらおうと外国人向けのアパートとして建設されました。玄関ポーチには4つの扉あり各住居に直接入れるようになっていて、暖炉と庭のある3LDKの作りだったそうです。

今はポーチを花が彩り2階の窓から見る玄関先のモミジは春には新緑がみずみずしく紅葉の時期には真っ赤に染まります。

ポーランドのクリスマス

敬虔なカトリック信者が多いポーランドでは、クリスマスは一年のうちの大事な行事の一つで何日も前から準備をします。ポーランドの美しい古都・クラクフは中世ヨーロッパの雰囲気があり、毎年クリスマスマーケットが盛大に開かれます。

食卓「ボレスワヴィエツ」の陶器でそろえた食卓

家族で過ごすクリスマスの食卓には伝統的な料理が並びます。キリストの12人の弟子にちなんで12種類の伝統料理が中心で、肉料理ではなく魚、特に生命力や復活を象徴する鯉を使った料理です。
ポーランドを代表する「ボレスワヴィエツ」の陶器は、青を基調としたカラフルな色柄がステキで日本でも人気ですよね。

古くから伝わる様々な風習


クリスマスイブの晩餐は、空に一番星が現れると同時にはじめます。これは聖書の中のイエス降誕を意味するベツレヘムの星にまつわる象徴とされています。

遠く離れてクリスマスを一緒に過ごせない家族や亡くなった家族、また突然の訪問者を快く歓迎するために食卓セットは一つ多く用意する習わしがあります。

オプアテックと呼ばれる白くて薄いウェハースも用意されます。これを一人一人が手に取り、お互いの幸せを祈りながら相手のオプアテックを少しちぎって食べる習慣からきています。

光の祝祭

日が落ちるとライトアップされて昼間とは別の雰囲気に包まれます。
ヨーロッパの風景を描く画家・笹倉鉄平の絵画を思い出しました。きっと寒さも忘れますよ。

山手234番館
横浜市中区山手町234-1 MAP
開催期間12月1日~25日