北鎌倉の緑に囲まれほっこり過ごすカフェ。円覚寺「如意庵茶寮 安寧」

 JR北鎌倉駅の改札口を出てすぐにある円覚寺は、弘安5年(1282年)に創建された鎌倉五山の名殺。開基は元寇の駅に活躍した鎌倉幕府の執権北条時宗で、蒙古襲来で戦没した多くの霊を敵味方なく弔うのが目的だったといわれています。境内には国宝の鐘楼があり、奥にある如意庵には週3日だけの茶寮「安寧」があります。日ごろのあわただしさを忘れて静かにゆっくりと過ごせるカフェです。

JR北鎌倉駅からすぐ

この階段を登った先に山門があります。数度の大火にあい、山門は天明5年(1785年)に再建されました。本堂でお参りをした後、一般の人も参加できる坐禅会が催される居士林や写経などの講座など多目的に使われている方丈を通り過ぎてどんどん奥へ進みます。

澄んだ空気の中でリスと遭遇

6月にはアジサイが見事に咲きそろう境内。この時期はまだテッセンも咲いていてのんびり歩いていると突然ガサガサッ……。木が揺れていて何かと思って梢を見上げるとリスです。木の実を見つけたのでしょうか、愛らしい姿を見せてくれました。

かわいいお花の道案内

緑に囲まれて新鮮な空気を吸うのは、本当に気持ちがいいものです。
しばらく行くと右手に「an-nei」の看板とメニュー表。季節の植物をさりげなくあしらわれています。オープンするのは毎週水・木・金曜日と予約制ランチのある第2日曜日です。

門をくぐると広がる世界観

趣きのある如意庵の山門をくぐると手入れの行き届いた庭があります。

庭には芙蓉の花。玄関脇には白くてかわいいお茶の花も咲いていました。

季節を感じるおもてなし

玄関を入ると、さっそく季節の花でもてなしてくれます。
この中に必ずセミの抜け殻を添えるのが円覚寺の館長さんの遊び心なのだとか。ちょっとびっくりしますよね。一緒に居合わせた方が教えてくれました。

廊下から部屋へと通されると、素敵な屏風の和室

勇気をもらえそうな力強い書もあります。

 縁側から庭に向かった席も景色がいいです。

季節の和菓子でほっこり

この日いただいたのは、抹茶と栗のお菓子、熊本産の和栗を使った焼きくりです。こちらは秋だけの特別なお菓子なんだそうです。いつも季節の生菓子を用意してくださり、入り口にサンプルを置かれているので楽しみです。添えていただいたのは白い花の咲く銀木犀。金木犀より香りがやわらかくてほんのりした香り。こうした配慮はとても嬉しいですね。
この後、急須いっぱいにして運んでくださる温かいほうじ茶もおいしくいただきました。

つかの間の静かなひととき

 清らかなエネルギーをたくさんいただいて、日常に戻ります。次回は予約してランチです。

 鎌倉市山ノ内425(円覚寺境内)MAP
https://nyoiannei.jp/